←セイブダイヤガラガラヘビ
アメリカ合衆国南西部・メキシコ北部産 長さ226cm、体重11kg テキサス 1926年 Laurence Klauber(1956)による カール・H・アーンスト(1999)によれば 最大のものは233cm |
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トウブダイヤガラガラヘビ→ アメリカ合衆国南東部産 長さ236cm、体重15.4kg(Rutledge,1946) 長さ251cm、胴の直径11.4cm フロリダ Raymond Ditmars(The Reptile Book,1920) カール・H・アーンスト(1999)によれば 最大のものは244cm サウスカロライナで二人の少年が殺したものは長さ254cmで体重18kgあったといわれるが、Laurence Klauber(1956) は測定の正確さに疑問を持っている。 |
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クサリヘビ科の毒蛇は最も進化した注毒器官を持っている。毒牙は完全な管になった管牙とよばれるもので注射針状になっており、非常に長く使用しない時は口中に折りたたまれている。
このなかまのマムシ亜科に属するヘビはユーラシアとアメリカ大陸に見られ、ハブとガラガラヘビが代表的で、日本のマムシや中南米のブッシュマスターも含まれる。もう一つのグループ、クサリヘビ亜科のヘビは太くて短い体をしているものが多く、ユーラシアとアフリカに分布し、人の被害が多い。
おそらく世界で最も太い毒蛇はアフリカ中央部の熱帯林に棲むガブーンバイパーだろう。Minton(1973)は長さは最大のもので204cmだが、体重は時には9kgを超えるだろうといっている。 ウガンダ産のある雌は長さ174cmで体重8kg、胴囲は37cmあった。また長さが1.8mのものでは体重11kgもあった(Pitman,1974)。 ガブーンバイパーはまた最も長い牙を持つヘビで、長さ130cmの個体で29mmの牙を持っていたが、1.8mの個体ではそれは50mmに達するといわれる。 |